1月の14日から始まったインド写真持ち寄り展。開催前日になんか名前が欲しいということで急遽COINSIDENCE!となりました。
what a coinsidence!で超偶然っすね!的な意味合いでしょうか。
まず題材ありきの思いっきり予定調和ですが、そこは、まぁ‥。
なんというか一人一人がそれぞれの旅をして偶然出会い、同じ土地の思い出を共有している。そんな旅の最中のよくある風景のイメージです。
さて、少し遅くなってしまいましたが前回紹介させてもらった山本さんに引き続き協力してくれた皆さんをここで紹介させてもらいたいと思います。
一人目は松尾太士さん
共通の旅仲間からの紹介で知り合えたアミーゴ。素敵な素敵な新婚旅行の軌跡が綴られた御夫婦のサイト、one+さんのサイトは要チェックです。
自分的にも松尾さんの写真の技術やセンス、ずっと憧れの眼差しで眺めておりました。そんな方と御一緒に展示と言う空間作りができることは本当に嬉しく思います。松尾さんの展示は前半、1月31日までになります!
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ONE+
松尾太士 Futoshi Matsuo
2009年から2012年まで夫婦で「お祭りとおいしい食べ物」を求めて世界各地を彷徨う。帰国後、子どもを授かったのを機に41カ国目となる琉球国に移住し、豊かな海と里がある名護東海岸で畑や漁をしつつ、観光を通した地域活性化の仕事に携わる。
現在はINTO THE LOCALをモットーに地域に根を張りながら、ここでしか撮れないモノを題材に撮影を行っている。
かつて、あるインドの高僧が言ったそうだ。
「宗教が政治より重んじられている限りインドは栄えるだろう。政治が宗教より重んじられるようになるときインドは衰退するだろう」と。
10年振りに訪れた2009年も、やはりインドはインドのままでいてくれた。
ヒンドゥーの教えが生活のなかに息づくインドを旅すると、聖地や聖者と呼ばれるものに関心を抱かずにはいられない。
写真は聖地バラナシの対岸、ウダイプルでのホーリー、ハリドワールで行われたクンバメーラで撮影したサドゥーである。
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お二人目のご紹介は今回紅一点の阿津川さん。
昨年には単独で写真展もしていただいた滋賀県が生んだ謎のカメラ美女。
美しいものは常に日常の中をテーマに中判カメラで切り取ったガンジスの畔、バラナシの日常を展示してくれます。
展示期間は前半31日まで。楽しみ!
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阿津川千晶 (Chiaki Atsukawa)
1985年生まれ
旅好きとしてまだ見ぬ世界に思い馳せつつ、現在はセンター北にある
Photostudio Birthday Room店長として人生の記念日を大切に撮影中です。
Beauty is in a daily life
インドでは日常の小さな出来事がとっても美しい。
そこにはある種の力強さもあって、目の前の風景こそが特別だと
気づかされます。
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3人目のご紹介は浦田浩志さん。
森林限界の遥か先、天と地の境界線上の地、ラダック。
高度が上がるごとに研ぎ澄まされていく大地の写真を展示していただくことになりました!
写真も最高なのですが文章がまた素敵なのです。ウェブサイトの旅行記も要チェックです!
浦田さんの展示も前半。31日までとなります。お楽しみに!
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浦田浩志 Hiroshi Urata
ライター・カメラマン。兵庫県神戸市出身、神奈川県横浜市在住。
大手広告代理店の制作として実務経験を積んだ後、1年間旅をし、2005年よりフリーランスとして活動。
インドとの関わりは、2000年から。順次、点々と東西南北各所を巡る。2002年にレーからマナリを自転車で走破。2004年にはチャダルトレックなど、長期滞在によるインドの魅力を体験。いまのところの結論は、インドはバホットアッチャーへー(とても良い)。
現在、雑誌『庭』(建築資料研究社)にて「庭師を支える匠の技」を連載。鍛冶屋や庭匠を5年かけて取材を続行し、日本文化(の一部)を国内外に伝える活動を行っている。
過去の旅雑誌への掲載実績はAB-ROAD、旅行人、アジア倶楽部など。
sawadee!!kikou
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4人目のご紹介は高橋良行さん。通称ヨシさん。
聖地ベナレスでのプージャー。白煙渦巻く祈りの時を展示して下さることになりました。妖しく、そして官能的でもあるインドの本気。
それにしても凄くカッコいい写真ばかり。ありがとうございます!
ちなみにヨシさんのパートナー、トモミさんは先日のシリアカフェでシーシャ番を務めてくれたり色々と縁深いお方なのです。本当に感謝感謝です。
そんなヨシさんの展示は後半2月1日からです。お楽しみに!
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髙橋 良行 (旅人、写真家、多国籍料理人)
1973年、神奈川県生まれ。アジア、中東、アフリカなどを旅しながら、「人間らしさ」をテーマに笑顔を撮り続けている。2004年に初めての一人旅でネパールへ旅立ち写真を撮り始める。
2006年には「キャパネットワーク優秀賞」を受賞。以後、ギャラリーでの個展やラジオ出演、雑誌や新聞への掲載などで活動中。現在はモロッコ料理店の店長を務めながら、今年オープン予定のエスニック料理店のオープンに向けて奮闘中。
「たびびより」 
プージャー (インド・バラナシ)
バラナシのガンジス河の辺では日没後、プージャーと言うヒンドゥー教における神像礼拝の儀礼が行われる。
供物を神像に直接捧げ礼拝する儀礼や、バラモン教の伝統にのっとったヤジュニャと呼ばれる祭火に供物を捧げ神々に犠牲を贈る儀礼を中心とにした物など…
プージャーは「尊敬」「礼拝」「供養」を意味するという。
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ラストのご紹介は亀田森彦さん。印象的なポートレートを中心に展示していただきます。
軽やかなフットワークで世界を旅する亀田さん。明日からは深刻な台風の傷跡が残るフィリピンに向かうそうです。何か今できることがあるのではと思い立っての渡航、日本でもチャリティーの写真展を行うなど精力的な活動を続けられています。
亀田さんの展示は後半、2月から。楽しみです!
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亀田 森彦/写真家
1987年、神奈川生まれ。大学時代からアジアバックパッキングを始めたきっかけで写真を始める。2011年よりカメラマンとして活動。現在もアジアの生き生きとした子供達や人々を撮りに年に1、2回の渡航を続けている。2013年、初春に3度目のインド旅行へ。何度足を運んでも飽きの来ない魅力のある深いインド。そこで出会った人々のポートレートを中心に展示致します。
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今回一回目のCOINSIDENCE!場所やテーマを変え色々な展示を行っていけたらなと思っています。
我こそは!という旅フォト野郎、旅フォト子ちゃん、いらっしゃいましたらお気軽にお声掛け下さい。
最後になりましたが是非遊びにいらして下さい!