チャンディーガル01 未来カレー、汝の名はコルビュジエ

On 2015年7月13日 by pointweather

chandi17バンガロールからふわっとワープ。google調べで実に2391kmの空間移動。
デカン高原を真北に一刀両断、1キロ1円のセールにまんまと乗せられて一気にカルナータカからヒマラヤの麓のパンジャーブまでやってきたということになります。
飛行機に乗り込んだ瞬間におお!っと思ったのがターバン纏ったシーク教徒の皆さんの姿。総本山アムリトサルの存在がインドの中でもこのパンジャーブを特殊なものにしているのでしょうか。
顔つきもおっとりした南と違い鷲のような鼻、鋭い眼光、そしてかっぷくのいい豊満なわがままボディ。いい人が多いのですが久しぶりに出会うその存在感に緊張感が走ります。
chandi01さてこの目的地チャンディーガルですがシーク教徒の存在感以外にももう一つ特殊な姿を持っているのです。
パキスタン独立に伴いパンジャーブ州も印パに分割した際、当時の州都だったラホールを失ったインドが新たにフランスの建築家ル・コルビジェが依頼して作り上げた未来都市、それがこのチャンディーガル。
混沌国家の中にして異彩を放つこのマス目状のセクターシステム。秩序マサラにインドの奥深さを知るのでした。
chandi02で、実際街歩きをしてみて思う事は、このセクターが無駄にデカく、インドの毛細血管とも言える路地がないため面白みも無く、ご飯食べるのはもちろんチャイを飲むのにも一苦労と正直イケておりません。
かといって道路がベルトコンベアみたいに動くわけでもロボットリキシャが走っているわけでもなく。。うーん
chandi03街歩きはほどほどで切り上げ目的地キャピトルと呼ばれるコアエリアへいざ。
コルビジェ先生が設計した施設を見学に行ってまいりました。
現役のお役所系ビルディングだけあって、入場の難易度高め。ナマステーなんて言ってカメラ片手に入れるようなものでなくまずは詰め所で見学のための書類作成。後にガイドと言うか見張りのようなお兄さんに従って建築巡りが始まるわけなのです。
しかし不遜な態度をとられるわけでもなく皆さん親切にしてくださって。いいんすか?いいんすか?と慣れない高待遇に鼻の下が伸びてまいりました。
chandi05こちらはセクレタリアットと呼ばれる合同庁舎。このアリ塚感にいきなり興奮!
chandi06入口で再度書類作成して面接?のような場をクリアしてようやくの内部見学。どうでもいいような細部もシャレオツでございます。
chandi09こちらが屋上。基本内部は撮影禁止なのです。バクシーシとかそういう次元じゃないセキュリティーに武者震い。
chandi08屋上から見た州議会場。個人的にはここの会議室が興奮の頂点。
プラネタリウムのような、部屋の概念が根本からひっくり返る様な深いインパクト。
メキシコシティで見たポリフォルム・シケイロスとも少し似ているような、全く違うような。オススメです!
chandi04顕微鏡でトンボの羽を拡大したような幾何学性。
chandi16圧巻の迫力じゃよ!
chandi11そしてついにやってきました!先生の象徴とも言える開かれた手のモニュメント。ぶっとい小指がたまりません。
chandi12当然私もオープンハンドさせていただきます!感無量です。
chandi13最後にやって来たのが高等裁判所、ハイコートです。
緑から黄を経て赤を望む。
chandi14少しわかり難いですがこれがまたとんでもなくデカい。圧倒的な原色に感覚で開けられたような穴。
chandi15吸引力を感じる空洞。グリーンホール。
chandi10溜池に写る幻想建築。
建築界三大巨匠の筆頭とも言われるル・コルビュジエがサモサほおばったり、チャイで一服している姿を想像するだけでなんだかこうほっこりした気持ちになってきます。

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