少し前の話になりますが日本橋で行われていたアートアクアリウム展に行ってきました。
5千匹の金魚が泳ぎ、世界一大きな金魚鉢が怪しく光る‥そんな魚空間に最終日、小走りで見学に行ってきました!
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うねるベース音としぼりきった照明、そして文字通り会場からあふれ出した人、人、人。
そして水槽の中ではこちらもあふれかえる金魚、金魚、金魚!
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しかし改めて金魚と一括りに言っても様々な種類が。百花繚乱です。
ランチュウやオランダ獅子頭。頭がもこもこした輩の姿を見るとお店で苦楽を共にした愛魚マッキー&サルちゃんを思い出し切ない気持ちになってしまいます。
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青白い水の中で見る金魚はどこか別の星からやってきた、我々人類に引導を引き渡す、そんなUMAな存在に見えなくもないです。遥か彼方、木星の雲の中を泳ぐ金魚。
つぶらな、しかし感情の読み取れない瞳をついついじっと見つめてしまいます。
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魚銀河。
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密集美。
しかしイケスと呼べなくもないような‥。
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魚眼レンズで金魚鉢を撮るとなんだか奇妙な事になるとはじめて知りました。
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プロジェクションマッピングの中で泳ぐ金魚。
僕たち空を飛んでいる!と感激するのか、あるいは人間って本当アホだなと呆れ返るのか。
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鑑賞魚。
きっと様々な計算やテストを行い、魚にストレスの無いような住居空間を作っているのとは思うのですが‥。
敬意や愛のカテゴリーで少しうーんと思ってしまうことも正直ありました。
水槽や水族館と何が違うのかと思うとその過密に見える金魚鉢よりも、短期的なイベント、あるいは作品の一部という位置づけにしか見えないこと。これが少し寂しくもありました。
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じゃ来なきゃいいじゃんと言われればそれまでなのですが‥しかし魚たちが美しかったのもまた事実。
願わくば人を楽しませ癒すだけでなく、それぞれの金魚が充実した毎日を送っていただければ幸いです。