越後、光点、網線、異面

On 2009年9月25日 by pointweather

その和みの極みといった風情を醸し出す里山。
そんなコメドコロの恵み風景に緩みきった訪問者の脳をズガンと直撃する作品群がまたとんでもないことに。
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例えば学校の体育館に藁が敷き詰めてあって、
暗闇の中わずかな灯りがゆらゆら扇風機の風でゆらいでいる光景。
夢の世界のようじゃないですかとうっとりしていると、
その奥の校舎のジェットコースターのような展開に心拍数止まりました。
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山奥の小屋ではイスタンブールのモスクのような照明が低く鈍く怪しげな輝きを発していたり。
説明によると光や音を用いて集合的記憶を想起させるような空間をインスタレーションするとのこと。
難易度は高めです。
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もうひとつの特異点というタイトルもかっちょいい、多線系。
典型的古民家での展示なのにとってもテクノ。
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そもそも学校という空間に入ること自体、凄く不思議な経験です。
誰もが知っていて、誰もが思い出を残し、誰もが去っていく場所。
突然訪れた再入学の瞬間。
楽しさと、ほろ苦さ、そして少々の怪しさが入り混じったあの感覚を思い出しました。
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体育館とか、もう本当にエラい事に。
難解なコンセプトを読み解き共感するもよし、よくわからんけど心の奥の方でグイって来た!と感じるもまたよしだと思います。
いい悪いよりも好きか嫌いか、この一点。
それぞれ見る人の感性が判断基準な世界に心ときめいた大地の芸術祭でした。
来月から秋版も開催するようなので、まだ訪れた無い方は是非!

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