久しぶりに銀座、新宿、そして東京駅をふわふわと歩いてきました。
感染症に伴う緊急事態宣言が出てから初めての訪問、本当に久しぶりに日常が戻ってきたような、そんな気がしました。
メーカーさんのギャラリーではリコー、ソニー。ギャラリーでは、蒼穹舎、placeM、そして銀座の奥に鎮座する、その名も奥野ビル。
このビルは、100年ほど何か時代のようなものを遡ってしまったかのようにも思える、圧巻の迫力をも秘めた建築遺産。その建物の地下にある巷房さん。
リモートでは味わうことができない場が抱く凄みと気配のようなものを感じることができた気がします。
日本中の漂着物を集め、投影し、撮影した中里和人さんの展示も、もちろん素晴らしかったです。写真だけでなく、芸術や現代アートに興味のある方にもオススメです!
地下一階から3階まで。
一歩一歩、足取りが静かに時を刻む。


良くも悪くも、人通りが回復してきたように思える銀座。
しかし、咲き乱れる人口の花にはまだまだ及ばない。


また違う日の話になりますが、東京ステーションギャラリーで行われている神田日照の大地への筆触もすごく素敵でした。

北海道入植、そして押し寄せる時代と絶え間ない不条理の中で描く作品は漂う人間の虚な目と、気の毒なほど逞しい馬の足と艶やかな毛並み。
コンセプチュアルな作品も読み解く楽しみがあっていいけど、有無を言わさぬ迫力で捻じ伏せられる快感はすごい。
発券が少し特殊で、文句言いながら通ったキッテもインターメディアテクに偶然通えて良かったっす。
骨大好き。これに肉と命と魂が宿ると思うと今という時間が奇跡の極みに思えますな。
両展とも写真撮影は禁止ですが足を運ぶ価値のある世界だと思いました。


僕は歩いている人を、声をかけずにいきなり写真を撮るのはなんだか苦手で、というより好きではないのですが、カメラを持って日常の中、ほんの少しでも気になる対象を少しづつ持ち帰らせてもらって並べ替えると何かしらの意味が生まれるかもしれないと思うことがあったりします。
道は遠く、そして険しいですが。
リコーのGRとiphoneSEで。

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