kokeshi08酒田から深い山の夜を東へ東へ、ついには境を超え宮城県。
実は運転しながら悩んでいました。今宵泊まる場所がまだ決まっていないことに。
これだからバックパッカーはいけません。狙いをつけていた旅館は予約せずもたもたしている内に時間切れ。布団をひく係りの者が帰ってしまいましたとのこと。もちろん自分でやりますと言ったもののそこは老舗。ぴしゃりと断られてしまい途方に暮れて。
キツネやタヌキと野宿、あるいは東北の怪異マヨヒガか、、なんてぼんやり思っていると一軒だけお困りでしょうからと泊めて下さるお宿が。
そこは鳴子温泉郷。こけしと人情に溢れた素晴らしい集落でありました。

kokeshi09長時間ドライブの疲労もじんわりと消えゆく、ゆったり二度風呂。
泥のように眠って、翌朝は早速のこけし見学。
昨夜は気づきませんでしたが町中いたるところにおるわおるわ。ていうかSUPER BIG!!!

kokeshi04こちらは郵便局前。ポストコケシ。

kokeshi01コケシフォンも。ネットワークに隙はありません。

kokeshi07もちろん表面だけこけしこけししている、そんな薄っぺらい観光地とはわけが違います。商店では一件一件手作り工房が。
東北だけで11系統に分類されているというこけしスタイル。
一朝一夕ではない伝統工芸の技に身が引き締まります。
kokeshi10そこで急遽マイこけし作ってみようという話になりまして。
日本こけし館さんでの手作りこけし体験に参加。
kokeshi11下書きの段階では、まぁさくっと楽しくやろうみたいな感じだったのですが。。
kokeshi12かなり本気度高かったです。熱と想い注入しました!
kokeshi02こけしと関係ないと思いますが鳴子でみかけた気になる看板。ホットカーペット屋さん??
kokeshi13こけしも満喫したしそろそろ帰ろうかと思っていたところにこんなポスターが。気になって調べると温泉マニアの間ではかなり有名な吹上温泉なる滝の温泉があるらしいじゃないですか。滝!白鵬イチオシ!!しかも混浴!!!
kokeshi15鳴子からさらに山道を登る登る。目的地の峯雲閣は完全なる秘湯。
わざわざ訪れる価値のある、日常生活とは完全にかけ離れたユートピア。
最高でした。

道中には藁マンかと錯覚する秋の風物詩。気持ちのいい夏と秋の境目のドライブでした。
本当は仙台や石巻の方まで足を延ばしたかったのですが時間切れ。またの機会に。
進路はやや南に。東北自動車道に乗り福島県へ向かうのでした。
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