こんにちはpointweatherスタッフ西川です。
店長とお話をして、本棚のひとつを借りて西川の本を置いてみようと思いました。

最近子供連れで、本を開く姿がよくみられるので
絵本を多めに入れてみようと思います。

今日紹介したいのは、いせひでこさんの ルリユールおじさん。
水彩の淡い絵で描かれるパリの町並みに小さな女の子が壊れた本を直したいと、
探し歩いて見つけたのが、ルリユールおじさん。

この本を読んでルリユールというものを知りました。
いわゆる本造りの職人さん。本を綴るところから、革を鞣し金箔でタイトルを打つところまでの製本の過程のお仕事です。
そこに描かれたおじいさんの手によって美しく蘇る本は魔法のように毎回読むたびに感動します。

本の中で大きく描かれたアカシアの木が印象的です。
冬の寒さとともにルリユールの歴史を語り、春が始まる絵では小さい女の子の成長を語りかけてくれます。
時間の流れは早く美しいですね。
名をのこさなくてもいい。「いい手を持て」そんな言葉が私に響きました。

さてはてこの話はここまで。
今日もお店は営業しております。
ゆっくりカフェしにいらっしゃってくださいね。

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