お正月に訪れた福島県は会津若松。左下り観音堂を経て旅は続きます。
例年なら雪国ビギナーの私がスタッドレスとはいえ運転できるはずもないような山の裾野をゆっくりと、しかし若干やきもきしながら雪道を進んでいきます。
しかも進路は南。せっかく福島まで来たのに栃木の県境へ。
緊張とほのかな興奮。この山道を超えればそこには北温泉があるのだから。
実は以前、確か10月に訪れてあと少しというとこで猛吹雪とかち合って寸止めで撤収した苦い思い出があります。。クマとか楽勝で出てきそうな山の中ですが、本日は晴天なり。
しかし秘湯とは聞いていたのですが、駐車場からがまたエグい。
夏だとなんて事ない道なのかもですが着替えとお風呂セット持って行くような道では決してない。唯一すれ違った仙人のような方はトレッキングポールみたいなの持ってらっしゃいました。お互いマジかよ。。って顔でご挨拶。
結構早い段階で気がついていたのですが外の混浴場は無人。
せめて猿や鹿でもいればいいな、なんてね。。
猫はいました。客じゃ客じゃとハッスル。
玄関開けると薪ストーブ。決して演出ではない山小屋感。
風呂なのか博物館なのか。迷路のような廊下に謎のオブジェが散りばめられております。
お手洗い探していたら大日如来出てきたり。
テルマエロマエにもメインで使われたとか。
しかし映画見ていないですけどストレンジャーザンフィクション。
この空気感はツボです。
そしてここが聖地。天狗の里。
昔は混浴だったとか。この日は無人の極み。しかし貸切もまた極上。湯源郷じゃ。
雪が溶けた頃、また改めてお邪魔したいなと思いました。
雰囲気だけでなくお湯も最高。いい思い出です。

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