実は鳥取砂丘がヤバいみたいな噂はちょいちょい耳に入ってきていました。しかしまぁ、サハラやゴビ、タクラマカンと比べるのも酷な話よのう、なんて思いながら生返事かましていたのですが、実際自分が訪れてみて鳥取というデューンに隠された可能性を改めて思い知ることになりました。
とにかく朝イチに行くべしと聞いていたこともあり6時起床、朝飯前にと訪問したのですが、おもむろに道路を横切るリフトの姿に早くも漂うただ事ではない感覚。しかもこのリフト道を横切るだけで砂丘の上まで全く届いていない代物。なるほど、景観を損ねぬように配慮されています。。
砂紋と猫の軌跡
人はいないがラクダもいないのは誤算でした。
昔トルコで頭しゃぶられた思い出があります。
砂漠とは違い砂丘なので海側から見るとビルの姿などがちらほら見えたりするのですが、その箱庭感がこの鳥取砂丘の醍醐味なのかなとも思いました。森ではなく盆栽のような美。
枯山水のように想像力の入り込む余地があるのが実に楽しい。
地元の高校生が一生懸命自撮りをしていたり。
写真家の植田正治さんがそうであったように舞台美術のようなドラマを生み出す砂丘、だからこそ皆に愛され続けているのだと思いました。

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