最近ちょっと危険な勢いで写真集を購入しています。。
物欲にまみれたこの獣道の果てに何があるのか。。見届けたいと思います。
最初にオリンパスでの展示の時に見せていただいた中藤さんの写真集white noise。
折り込んで作られた特殊なページをめくって覗き込む時に感じる背徳感。東京のハラワタの中の欲望、あるいは喧騒の中で感じる寂寥感。
思い出したように冷え込む冬の夜に一人で読む、そんな作品かもしれません。

こちらは写真集ではないですが非常に面白いのです。
南インドのお台所を建築家の視点で綴った可愛らしい一冊。
グルメ本ではなく、どういった空間で、そしてどういったドラマが生まれながらカレーが出来上がっているのかが描かれています。そして出版社はタラブックス!
知らない料理のレシピもあったり今から読むの楽しみです。
先日の会津の旅に一冊持って行った雑誌、風の旅人。
大好きなジョナスベンディクセンの記事を含めて改めてと思ったのですが、奥山さんのcountry songsが本当に素晴らしくて。ちょっと震えました。

古民家に越してきた、一人の風来坊の話。
だけれども何かを捨て、何かを得ることでしか生きられないのは僕たち。
つまずいてばかりで探し物が見つかっていないのも僕たちでした。
読んでいて、きっと他人事じゃないと感じるのは僕だけじゃないはず。

古民家の中の影、それでも変わらないまっすぐな眼差し。
流れる時間の一瞬と永遠。

雄弁に語らずとも、決定的瞬間でなくても、すごく繊細に、丁寧に人の心を感じる事が出来るのなら、そこに誰もが共感できる何かを写し取る事ができるのかもしれないと思いました。
それは世界の果てではなく、すぐ隣にあるのかもしれません。

vol.34風の旅人の副題は時と揺。本当すごい。
他の号も畳側にどさっと置かせてもらせています。強くおすすめ!
最後にカミサマホトケサマ。
かなりパンチの効いたタイトルの写真集。国東半島の様々な信仰をグツグツ煮込んだ濃厚な一冊。船尾修さんの写真集です。
僕も最近ちょこちょこお邪魔させてもらっている大分の異界。
半分島で半島。ある意味存在自体が境界。
印象深かったのが野ざらしの中にあって直立不動の阿吽の仁王。そして黒すぎる夜の中蠢めく怪しい神々。たまりません。

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