僕は大学の4年間、神奈川の西の果て小田原に住んでおりました。遊びに来る友人に駅前に凄いかまぼこ屋があった!と驚かれたりするのが少し恥ずかしくもあり、同時に暇なときにふらっとショッピングやクラブではなく温泉に行けちゃうロケーションが愛おしかったものです。
お店も最初に物件探しに訪れた土地でもありました。
オフィシャルのサイトに徳川家康が気まぐれで江戸を都にしなければ小田原が日本の首都になっていたかもしれないとかかれて静かに興奮しました。
もし綱島でなく小田原でお店を営んでいたら私にもまた違った未来があったことでしょう。

そんな小田原にアーティストの杉本博司さんがすごい場所を作ったと聞いたのはいつだったでしょうか。美術館でもなければギャラリーでもない。そこは測候所。
何が起きているのかよくわかっていないまま、少々お高い入場料と完全予約制が気にはなりつつもといったスタンスだったのですが、時は満ちました。
鹿島神宮に行く予定が寝過ごした休日。雪の予報が気になりつつも本日吉日!と勝手に思い込み急遽訪問。
結果から言うとすごく良かったです!
派手さはないですが夏至、冬至の太陽の通り道を場の中心に添え、文化財、杉本氏のアート作品、みかん畑や竹林といった自然。おまけの隠し味に踊るエビなどが加わり見ごたえ抜群。
何より相模湾の美しさ!瀬戸内海を訪れた時そのたおやかな水平線に見とれてしまいましたが第二の故郷小田原だって負けてはいませんでした。
ぜひ訪問してみてください。

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