潜像の語り手と北京ダッグ

On 2018年11月21日 by pointweather

美術館。とりあえず名前を知っている名画を見に行くような場所だと思っていた頃に偶然出会った映像作品。
心臓の鼓動が早く、なんなら停まるかくらいの興奮を覚えた経験があります。一人は石田尚志さん、もう一人がさわひらきさんです。
多分個展には欠かさず訪れていると思うのですが、場所が横浜ということもあって小雨降る横浜の神奈川芸術劇場。すなわちKAAT。
偶然なのか違うのか、能登の芸術祭つながりの塩田千春さん以来の訪問です。
月、灯台、霧、波。
こういったモチーフに理由はわからないけど惹かれる方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。あるいは僕だけでしょうか。
起きながら夢を見ているような時間と空間です。

最初に気がつくべきでしたが会場、というか空間では時計、それが刻む時間が大きな意味を持っています。
例えば5分で作品が終わってまた5分映像を流すのではなく、この作品は毎時25分から上映といった具合です。
おそらく劇場という特殊な空間を引き立たせるための演出だと思います。
見逃した。。!と思うことも正直ありましたが、現実と虚構の境界線を曖昧にする面白い仕組みだと思いました。


久しぶりに昔働いていた中華街にも。今も甘栗を路上で勧められ、やたらチャンピオンシップを競い合う饅頭の看板を眺めたり。
路地裏の店で食べた定食はどう考えても多すぎて、けど半ば意地で完食したら、胃がおかしくなりあわや救急車かという具合に路上でもんどりうったり。
それでもやはり違う文化圏にいると実感できる、言葉にはし難い空気は嫌いじゃないのです。



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