突然ですが、仲良くしてもらっている海の旅人、光菅修さんのトークイベントを開催することになりました。
海外でプラント建設の仕事をする傍ら、世界の海を航海という形で旅をする修さん。
アフリカを縦断したり、北極海に漁に出たり。
その軌跡は旅というよりは冒険です。
今回の旅、そしてイベントについて修さんに少し話をしてもらいました。
2000年の春にミクロネシアの離島に残る星の航海術(スターナビゲーション)の存在を知りました。
その後、2006年にハワイ島で私が乗船させてもらっているカヌー(アリンガノ・マイス)の建設のお手伝いをさせてもらい、2007年にはハワイやミクロネシアのメンバーと一緒にサタワル島を目指しました。
サタワルはハワイの人々にスターナビゲーションを伝えたマウ・ピアイルグ(パパ・マウ)の故郷です。
2007年の航海でマイスに乗ることができなかった私はずっとキャプテンであり、パパ・マウの息子であるセサリオにいつかマイスに乗って航海してみたいという気持ちを伝えていました。それが叶ったのが2016年です。

またそうした航海に参加したいと思ったのは、伝統航海カヌーのような船の上で水平線に囲まれたときに自分自身が何を感じるかを知りたかったからです。それが恐怖なのか、歓喜なのか、それとも別の感情なのか知りたいとずっと思っていました。それがこうしたスタイルで航海をしている理由です。
今回のイベントは2年前に地平線報告会で話をさせてもらったパラオからミクロネシアの離島を経て、サイパン、グアムまで航海した経験を中心に今年6月末から7月の初旬まで旅したパラオからミクロネシアのヤップ島までの航海を写真や動画をスライドで観てもらいながら、当時の話をする予定です。
時間は全体で90分(10分間の休憩を含む)を考えています。

前半は今年の航海の写真のスライド、航海の基礎知識、2016年の航海の前半部分(パラオからウォレアイまで)、航海に至った経緯(2007年の航海の写真を含む)、後半は2016年の航海の後半部分(ウォレアイからグアムまで)と今年の航海の様子、そして、先日の地平線会議のイベントで出品した3分映画「Second Season」を観てもらう予定です。
休憩の時間には2017年に参加したアラスカ・ポイントホープでのクジラ漁の写真や映像を流そうと思っています。
基本泳げない僕は海が綺麗だとか雄大とか以前に、どこか底の知れない恐ろしさを感じてきました。
だからこそ、人間が大海原を前に自分の力で進んでいく勇気はどこから生まれてくるのだろう。まだ地図も知識もない時代に、どうして青の地平線に進んでいくことができるのだろうか。非常に興味がありました。

地平線を挟んで上も下も青しかない世界を漂う時、人は何を思うのか。
ぜひ遊びにいらしてください!
11月の9日(金)19時半から。
参加費500円とワンドリンクお願いしています。
航海に、そして冒険に興味のある方、あるいは太平洋に浮かぶ島々に興味のある方、よくわからんけど燃えるような生き方を探していらっしゃる方。
ぜひ遊びにいらしてください!

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