道の中。チベットからネパールへ

On 2018年9月14日 by pointweather

本当に唐突ですが、最近は写真を撮るために旅に出る事多くなっています。てかモチベーションはほぼ100パーセントレンズとお供にあると言っても過言ではないです。いろいろ考えて、いい写真が撮れたり、撮れなかったりに一喜一憂。やはりそれには事前の下調べや予定をがっつり決めて鼻息荒くしなければいけないと思うのです。
そんな今日この頃、思うところあって昔の写真をパソコンに取り込みたいなと思ってスキャナーを購入しました。

本日、最初に取り込んでいたのはチベットからネパールに抜けた4、5日の写真。1999年です。前世紀!
ラサからシガツェ、ギャンツェ、そしてダムという村に抜けていった記憶があります。
かつて多くのチベット人が故郷を追われて旅をした道。
5000mとか宇宙みたいな峠を越え、トゥクパとバター茶を頬張る。
意識なくなるほどの高山病くらい、エベレストをおぼろげな意識の中で拝む旅。
どこまでいっても荒野の世界がやがて白一色に変わり、やがてネパール国境で樹木の姿を見たときの気持ちを今でも覚えています。

ピンがボケ切った写真もなんだかトイカメラみたいで愛おしく思えるように、この先に何があるのか全くわからなかった、情報のない旅も今となっては宝物のような時間に感じます。
明日どこに行くかわからない贅沢。
19年前の旅路をなぞってもいいし、なぞらなくてもいい。
また何かの節目に、結果ではなくプロセス、目的地ではなく道中に夢中になる。そんな旅行ではなく旅がしたいなと久しぶりに思いました。

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