先日の岩手訪問。深夜の早池峰山から車を飛ばし、7年と半年ほど経って、ようやく、ずっとこの目で見てみたいと思っていた三陸の海と、かつてその波が全てを飲み込んだ土地を訪れました。

なんども写真やテレビで目にした場所。
日本人ならもはや誰もが必ず既視感を感じる風景ではあると思いますが、初めて訪問してみて感じた恐ろしさ。とても写真には収めることができなかったと思います。
美しい海と復興工事の現場と大きなモニュメントのような壁。
一瞬で運命が変わる瞬間。数え切れないほどの無念と努力。
ふらっと立ち寄っただけの自分があれこれ思う事はあっても、語ることはできないし、するべきではないと思います。

海は本当に綺麗で、空には雲ひとつなく。そして未だ沈黙を守る大地からは新たに草木が芽生えていて。
けれども、本当に怖かった。
改めて被害に遭われた全ての命に、ご冥福をお祈りします。

 

 

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