広大な北海道の地図を前にして一人唸る。行きたい店が多すぎて、そしてそれぞれがまた遠すぎて。
そんな幾多の気になるカフェや食堂の中で、ここだけは絶対にという場所がありました。
富良野のcafeゴリョウさん。
以前にtwitterでポイを知って下さって遊びに来てくださった時からの御縁もあって、ずっとこの機会を楽しみにしていたのです。
cafe、宿、そして畑の三位一体。憧れのトライアングルを北の大地で営む彼等は元は大阪発の世界旅行者。
だれよりも軽やかに旅をして、そしてどこまでも深く根を張る生活はうらやましいを通り越して尊敬の念すら抱いてしまいます。
納屋を改造した店内は樹のゆりかご。
ゆらゆらと流れていく時間。
都会でいう癒しとは根本的に違う、もっと大きな意義のある、自然のうねりのような時間の中。
もちろん旅の軌跡を感じさせるお宝グッズも盛り盛りっと。たまらん！
あせくせと何かに追われるように働くわけでもなく、隠遁して悟り顔になるわけでもなく。
ただ自分らしさを追求していく彼等の新しい旅路から目が離せません。
それにしても北海道。特に富良野、美瑛地域は広い土地をぜいたくに使ったお店が他にも色々ありまして。
写真はドイツ料理を出してくれるLANDCAFEさん。ザルツブルグあたりの農家の敷地にワープしてしまったかのような錯覚。
HERAJIKA!!素敵な店内での出会いにダンケです。
こちらは美味しいパンとビーフシチューのお店ゴーシュさん。テラスで初夏の風と共に。
一食一食に物語やドラマがあって、お腹が減るのが楽しみになる、そんな旅でした。
番外編でこちらは札幌。ゴリョウさんと並んでどうしても行きたかったカフェ、WORLD BOOK CAFEさん。
旅書が、、旅書がーーっ！！
オーナーさんは以前にお店に遊びに来てくださった御縁もあって是非お会いしたかったのですがこの日はうっかりすれ違い。
あいにくと泊まることができなかったTIME PEACE APARTMENTさん訪問と合わせて、また北海道に来る理由が一つ増えて、それはそれでなんだか楽しみだったりしております。
他にも興奮しすぎて写真を撮り忘れたお店が多数。
特に富良野、へそ歓楽街の超隠れ家、その名も我が家さんは要チェックでございます。本当に奥が深いです。
何回かに分けてブログで紹介させて頂いた北海道の旅も無事新千歳から成田に。
最南端から最北端にぐるっと行き先が変わったこの奇妙な旅ですが予想以上に充実ほかほか。
そして次回こそは沖縄、最南端に、辿り着けるといいな、、と思うのでありました。