mexicobuild0024信仰を持たない者にはわかりようも無い緻密な聖域。わずかな隙間にも入り込むデーモンの囁きを怯えるかのように。
mexicobuild007教会の様式も多様でこちらはシンプル&スタイリッシュ。モレーリアのカテドラル。
それにしても天井の高さたるや‥!
mexicobuild0022こちらは褐色の聖母、グアダルーペを祀る教会。こちらは蜂の巣を連想させる天井。
mexicobuild0023ローマカトリック公認の三大奇跡の一つ、マントに浮き上がった聖母。その前には渋滞緩和の動く歩道が!
教会の近所には聖母グッズ屋が軒を連ねておるのですがイカしたデザインのホーリーアイテムも多数品揃えがあり、等身大のジーザス人形などをウィンドウショッピングするのもまた楽しいのです。
mexicobuild0033こちらが奇跡認定マント。ちなみに他の二件はフランスのルルドの泉、イベリア半島のファーティマだそうです。興味津々。

mexicobuild0032緊張しつつもツーショット。
mexicobuild0020光が強ければその分影も濃いのでしょうか。こちらは映画のセットばりに怪しい仮面屋。物欲炎上!
mexicobuild006教会を離れ再び喧騒の中に。メキシコ建築と言えばバラガン。代表作のヒラルディ邸に訪問。
本来は電話予約が必要なのですが何度かけても留守。そもそもかかっているのかすら不明。せめて外から眺めましょうかと訪れると邸のオーナーとばったり。その場で交渉して中を見させてもらいました。
ヒラルディ家の一族自らにガイドしてもらいながらの見学。内部は撮影禁止なのですが、、んもう凄い!
壁面の大胆な色彩、間接照明のこだわり、調度品のセンス。ここでもまた鼻血ブーっと。
そしてやはり極めつけはリビングのプール。圧巻です。

凄すぎて世界遺産にもなっちゃったマイホーム。こんな家で生まれ育つという数奇な人生とはいかがなものなのか、もちろんうらやましくもあり、あるいは人生のハードルが極めて高くそれはそれで大変なの物なのか。そんなことをぼんやり考えてしまった訪問でした。

蛇足ですがご近所のルイスバラガン亭は訪問叶わず、フェンス越しに眺めるに留まってのでありました。。
mexicobuild0037お宅訪問といえば印象深かったのはやはりフリーダ・カーロ亭。通称青い家。
作品の世界観と彼女の私生活に境界線が全くなかったことがよくわかる美術館兼解放されたご自宅なのです。
作品もさることながら改めて彼女の存在自体が作品であり芸術だった認識する事になりました。
mexicobuild0029ちょっとした公園位の広さの庭の中には一風変わった植物やピラミッドまで。死者の日使用なのかマリーゴールドをベース美しい飾り付け。
mexicobuild0030妥協無い、情熱と波乱に満ちた人生。願わくば彼女と同時代に生きてその熱を体感してみたかったです

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