ヨコハマトリエンナーレと同時開催中のアートイベント、黄金町バザール。イベントの一つとしてヴォーグダンスが開催されました!
ヴォーグダンス??正直ゼロ知識だったのですが、アメリカの同性愛のクラブシーンから生まれたしなやかで美しく、そして少し妖艶でもあるダンス。
ストリート生まれのカルチャーであるにも関わらずスタイルのこだわりは厳格で本能のままに踊り狂えばいいというわけでもなく、かといって競技のように身体を動かせばいいというわけでもないようです。
とはいえ、実は僕の知識も会場で隣にいたお姉さんから教わったくらいなので、もっと詳しいことが知りたい方はググるもよし、あるいはハウスと呼ばれるグループに入門するもよしです。
今回の企画はダイバーシティ・キキ・ボールということでボールルーム、いわゆるダンスバトルとしてのイベントでもあるのですが、なんで僕がこの会場におるのかというとご近所さんでもあるアミーゴ、タチノさんが今回まさかの参加、そして踊り狂うというお知らせを受けまして。これは行かないわけにはいかないでしょうということで、単身かぶりつきの席に鎮座!
普段は読書娘として文化ガールとしての印象が強いタチノさんですがその昔はカポエラ娘としてビリンバウのビートを躍動していたという噂も聞きます。
はたしてはたして。。
会場にはセクシーなお姉さまから、長身の女装男子、諸外国のツワモノ、そしてお子ちゃままで。かなり混沌。
ここで自分が盆踊りを披露することになってもここまで緊張しないのではと思うほどに生唾ごっくん、緊張してまいりました。

ひときわ、ゴージャスでロイヤルな衣装で現れたのは主催でもある、サン・ピッタヤー・ペーフアンさん。気品と妖しさがクロスオーバーする圧巻のパフォーマンス!


審査員、スタッフの紹介と舞が終わりいよいよスタート!
こちらアミーゴ。
誰からやりますかー?の司会の掛け声に、そりゃ私でしょ!と一番ノリ。かっこいい!
草食系の普段の姿はイリュージョンなのか、それとも今宵が一夏の夢なのか。
ぐいぐい踊ってらっしゃいます。

ダンスバトルとはいえ、そこはヴォーグ。歩くという所為で美を競え、あるいは顔と表情、手の動き、などなど様々な条件の下でバトルは進んでいきます。
みなさん凄すぎる。
屈伸で床に手が届く気配すらない自分と同じ生き物なのか。いや、その表現力の方にドギモを抜かれました。

緊張の結果発表は。。まさかの新人賞!そして謎のブッダガール賞を見事受賞!
結果なんてどうでもええ、と思っていたのですがやはり嬉しいものは嬉しい。おめでとうございます!
ちなみに先日お客さんとして来てくれた際にこっそりムーンウォークを教えてもらいました。ホールを月面歩行でこなせる日がいつか来る、のかもしれません。。

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