少し長くなってしまったので仕切り直しを。進路は北へ、少し離れた場所に位置する四万温泉。
いつもこの辺になると時間が押してきてしまい、さっと作品を見て次へ!となるわけなのですが、今回はあえて奥へ。ゆとりを感じられる男を目指して、コバルトブルーにきらめく四万川の源泉、奥四万湖まで足を運んでみました。
それにしてもダム。嗚呼ダム!
その圧倒的な、おおよそ日常では感じることができない質量に心奪われる気持ちは僕だけのものではないはずです。嗚呼。。



会場として興味深いのはやはりここもでも学び舎、旧第三小学校。
ただ個人的には先の沢渡、伊参に比べるとちょっとハマりきれない印象も。さすがにちょっと疲れてきたってのも大きいとは思います。
そんな中でも一番印象深かったのはブルガリア代表の写真の作品を飾られていたガリーナ・ヨトヴァ・ヴァシレヴァさん。
ちょうど在廊されていて、17年前に訪れたブルガリアの旅話や、写真の話などなど色々お話できて嬉しかったです。
そういえば訪れたお客さんを写真に撮って送るインスタレーションをしていると言っていました。こういう時どんな顔すればいいのかわからず困ってしまうのです。
戦国武者か、あるいは笑い袋か。いずれにせよ楽しみであります!







四万湖を惚けたように眺めているうちに日もだいぶ傾いてしまいました。
最後は中之条、名久田あたりで初日に見きれなかった作品を思い出した順に訪れていきました。
この中ではダントツに飯沢康輔さんのドローイングが印象的でした。
納屋の屋根裏に浮かぶしわしわの笑顔。
お漬物みたいによく日にあたり、しわくちゃで笑う姿が思い浮かぶ、幸せをおすそ分けしてもらえるような作品でした。



帰路はやはり温泉で締め。
草津に始まり伊香保に終わる。
むっつり混浴野郎からハードコア源泉掛け流しにイメチェンはかった今回の風呂旅でしたが、出た結論は当然のようにどっちもいい、でした。
ぜひ訪れてみてください!

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