先週群馬を桃色湯巡りしたばかりなのに、私、再び群馬の地に。
温泉の女神に魅入られたのでしょうか。
いえいえ目的は中之条ビエンナーレ。いわゆる芸術祭というやつです。

二年前、すなわち前回の会期にも訪れた中之条ビエンナーレ。
正直そこまで知名度は高くなく、比較的アクセスしやすいという理由で友人を誘って訪問したのですが、これが予想以上に楽しく、他のエリアも制覇したいと後日、単独訪れた思い出があります。
今回も初日はスタートダッシュに失敗したこともあり、中之条駅周辺をゆったり巡り。
ターゲットは駅前と伊参エリア。前回訪れた時の経験からこの辺りが物語の肝なのではとアタリをつけたわけであります。
結果から言うと、なかなかどうして。あながちわしの嗅覚も捨てたものではない、そんな思い上がった感想に至りました。

比較的大型の箱から巡っていこうと思ったのですが、時間が経つのはあっという間。
全てを見きれぬうちにタイムアップ。赤く染まった日も山の峰にゆらゆらと消えていきます。
そんな里山の1日の終わりをしみじみ眺め、そういえば今日の宿を取っていなかったとこのあたりでようやく、ぼんやり気がつき始めた次第であります。

見たい展示は本命から。そして厄介ごとは後回しと、とりあえず風呂でも入るべと中之条の西にある草津へ。ここも去年の暮れに訪れたばかり。近頃本当に群馬です。
ほっかほかの源泉掛け流しに身を任せ、おでんのような塩梅で車のバックシートを倒し仮眠仮眠と目を瞑れば、なぜだか時を超え一気に朝日がちらつく時間に。
宿問題、あっさり解決(?)草津恐るべし。

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