少し前にこちらで紹介させてもらいましたがエラいことになっている天気の中、北アルプス国際芸術祭に行ってきました!
その時の写真を幾つかアップさせてもらおうと思います。
なんだか自分写りがいつになく多く少し恥ずかしいですがよかったら。
こちらは台湾の作家さん、リー・クーチェさんの作品。風のはじまり。
何かときになる作家さん集団、その名も目。
作品は信濃大町実景舎。最早どんな建物だったかの想像することも難しいほどにモコモコした、ムーミン谷の一軒家のような存在に変形した建物。探索しがいのある作品でした!


これらの作品がある鷹狩山。その頂にある神社の中には精巧に作られた馬が奉納されていました。
以前に載せた写真にも神社の中の馬が。この地方独特の風習なのでしょうか。気になります。
ただならぬ気配を醸す。
アルプスの湖舟
木崎湖に浮かぶウォーターフィールド。存在と不在。
環境破壊への警鐘と過疎化への寓意を表しているとのこと。
空き家を包むだけの作品でしたが、個人的にはすごく気になって細部まで飽きることなく見てしまいました。ベールの向こうに。

空き家の亡霊。そもそも空き家という存在が霊的なもの思えてきます。
作品ではないのですが山奥には雲南省やフィリピン、あるいはインドネシアで見たような見事な棚田の姿も。
今回特に良かったなーと思えたのは作品もさることながらやはりそのキャンバスになる圧倒的な山里の風景。本当に圧倒的でした。
正直時間もないし、最初は飛ばそうかとも考えていたニコライ・ポリスキーさんのBamboo Waves。まさかの個人的MVP候補に!とにかくでかい。そして夕暮れ時の雨上がりという天気と相まってこの世ならざるものに見えました。とういうかそもそも何なのかさっぱりわかりませんが畏敬に似た気持ちになりました。

道祖の神01

以前にも書きましたが煙を噴き上げる川とそれに呼応するように吹き上がる雲と山霧。
ドラゴンアイ工業遺産と壁画

個人的にこちらもMVP候補。岡村桂三郎さんの龍の棲家。
ちょうど安曇野の圧倒的な水に龍を感じた後での鑑賞だったこともあり、ちょっと怖いくらいの迫力を感じました。

仏崎観音寺が凄すぎました。ユネスコとかが見逃していても僕の中では人類が残していくべき宝物だと勝手に認定。苔むしたお不動さんや道祖神に囲まれた聖地。

以前よりファンの大岩オスカールさん。ちょうど少し前に友人と話題になったカメラオブスキュラ。ピンホールカメラの原理で天地が入れ替わる夢の部屋。
やたらと人生のハイライトのような演出をしてもらったり。

ブックカバーがキーワードになる小さな小さな本屋さん。


おそらく全作品の中で最も物議をかもすだろうコタケマンのセルフ屋敷2。好きか嫌いかはさておき、素通りを許さぬ強烈すぎる個性。
何度もびくんびくんとしながら奥の院へ。。
シゲキ、相当強めです。。

道祖の神02

床下を清流が流れる小屋。
もうその存在自体が芸術のような家に広がるボタニカルセラミック。

文句なしに心から楽しめる芸術祭。また数年後の開催を今から楽しみにしています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください