獅子舞つながりで、これも少し前の話ですが、横浜中華街で媽祖という名の女神様の誕生日を祝うお祭りに遊びに行った時の写真を載せさせてもらいます。
日本には日本の、そして中華には中華の、獅子に込められた美学の違い。
動きはよりアクロバティックに、そして色彩は鮮やかに、そして爆竹は桁違いに。
僕は中華系のお祭りでこの童子に会う度に、いつも戦々慄々しています。
もじゃもじゃの眉毛?の奥に瞳に怪しい光が宿りまして。
とにかく圧倒されるのはその運動量。功夫の如し。
この媽祖という神様がなかなか興味深いなと常々思っていまして。
元は人間だった台湾で多く信仰されている航海の女神。
やはりそこは、かつて台湾海峡を超えて新天地を目指した人達にとっては一際大切な願いを託した存在だったのかもしれません。
こちらはドラゴン!
ひょろ長いボディが回転!
さらに大回転!僕は辰年生まれ、興奮!!
ちょっとおっかなそうな方々がアホほど爆竹を鳴らして練り歩きます。ここまでうるさいと熱湯消毒に近い、ある種の清めを感じたりします。
月下老人が来た!この風貌からは想像できない縁結びを司るロマンチストだとか。僕はこの道教界隈のひょろ長いギミックの大ファンなのです。この時も一人オオオオ!と周囲とは温度差を感じつつも思わず喘いでしました。
招財童子も動き出しました。フォーマンセルで奴らは動く憂いと共に旗を掲げる少女
奮迅01
奮迅02
奮迅03
シュールなそびえ立つ4匹。。最近食べていないエビフライを連想。
順風耳将軍!!千里眼と対をなす媽祖の守護者。激アツです。場所を変えて。再び獅子奮迅。
この顔!パクつかれると幸運が宿るという噂は世界共通なのでしょうか。中華街でも小さなお子様に襲いかかりギャン泣きされておりました。
少女リズム
ここでもまた龍がうねる!
ドラゴン通過、目と歯の先!

かわいいとかわいくないの差はどこで生まれるのだろうか。不気味の谷の大きく手前で彼らは菓子を配りまくるのです。
サタニックでございます

いや意外と可愛らしいか
気のせいでした。ある日目が覚めたらこの4人に四方を囲まれていないか。そんな心配事が増えてしまう。
来年は本場台湾でお祭り参加したいものです!
それにしても予想以上の熱気でした!以前中華街で働いていた時はなんとも思わなかった海の向こうの信仰の世界。道の教えの世界をもっと勉強したいです!

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