斯くも激しく百獣の王は踊る

On 2017年7月21日 by pointweather

もう1年ほど前の話になりますが、南信州は飯田に獅子舞を見に行ってきました。
獅子舞見にわざわざ長野へ??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
いやしかし、屋台獅子なのです。自動車サイズを優に超える、バスみたいなライオンキングがががっつり集まると聞いちゃおそらく黙っていられるわけもなしです。

実は以前に渋谷のホールで南信州体験フェアみたいなのに参加して以来の一目惚れ、ついに念願叶って、獅子にまみれてまいりました。
それにしても南信州。霜月祭に花祭。そしてこの屋台獅子です。歌舞伎や浄瑠璃も独自の解釈を入れカスタマイズして文化を花開かせる。本当にかっこいい。
正直な話、飯田までようやく車でたどり着いてもそこにはがっつり看板やのぼりが立ち並んでるわけでもなく、あれ、こじんまりとやってらっしゃるのかしらん。。と思っていたのですが、中央商店、車両通行止めでがっつり盛り上がっていましたよ!
交差点に天狗どんとビッグ獅子!!
観光客の皆さん、すごいでしょ、すごいでしょ。って感じのお祭りでなく、地元の方々が本当に楽しんでいるのが伝わる、なんともほがらかな雰囲気満載。おたふくちゃんたちが写メ撮っていたりいい感じ。
さらにメインの交差点では圧巻の質量の獅子と人外の皆様が!動くのか。。こいつが動いちまうのか!
美白と黒髪と笑顔。美女の条件は揃って目が全く笑っていないおたふくダンサーの視線に冷たい汗一滴。
さながら幻魔対戦の様相。
空間が歪む。。ディストーションを引き起こすほどの圧。
ダンデライオン!ぱかっと噛まれると福を招くのか、お子様中心にパクパクかじられておりました。無論私も。僭越ながら件のビッグボディにご指名させていただきました。光栄です。
こちらはノーボディースタイル、ジオング的。
ア・バオア・クーで感じた哀愁のようなほろ苦さが胸の奥で疼いたような、しないような。
ちなみに今知った豆知識ですがア・バオア・クーってインドのラジャスタンはチットールガルのジャイナ教の塔の上に住んでるモンスターの名前らしいです。へー!
白獅子!
青獅子!
こんなん食いつかれたらイチコロです。

意外と獅子舞の歴史はそこまで古くなく室町時代あたりからの伝統らしいです。
しかし文化という大河の上流だった中国にも獅子はおりません。そのさらに上流、チベットを遡りインドへ。おそらく生ライオンを見たことない当時の人が想像と妄想を働かせ極東の島国で、さらに時を経て、その山の中の町の商店街で今まさに躍動していると思うと星空を眺めているような気持ちになるのです。
今日だとササーンギルあたりまで西に行かないとライオンに会うことはないのではないかと思います。ただ1000年以上前、ひょっとしたら東アジアに、あるいは日本にだって、獅子が森の中に時代が絶対なかったとは言い切れないのかもしれません。タイやイングランド、エチオピアなど僕が知るだけでも獅子をアイコンに選ぶ国は世界中にあります。
今もなお人を魅了し続ける、まさに百獣の王。
これからも国内、そして国外の獅子舞を追いかけていきたいと思います!

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