未来の蜃気楼。赤と銀のプトラジャヤ

On 2017年6月20日 by pointweather

群雄割拠のLCC。年末年始のインドも迷い迷ってまたエアアジアでした。やっぱ好きやねん、ってことは全然ないんですが。。
旅人ならご存知の通り、一部バンコク便を除いて、とにかくマレーシアのクアラルンプールに行かなくては話が進みません。で、この何かと訪れるクアラルンプール、通称KLでやりたいことがいい加減尽きてきた印象も正直ありまして。

面白いところではバトゥケイブ。
去年にインドネシアを訪れた時はインド人街も行きました。
で、今年こそは脱インド。空港から近いということもあって行政都市プトラジャヤにお邪魔させてもらいました。
ミーハーではありますが桃色モスク、即ちプトラモスクを一目見てみたいと思いまして。
こちらのモスクは訪問時にはベール着用が義務付けられています、しかし実はそれは女性のみ。
しかしこのピンクモスクにちなんだ色使いを見ているとだんだん羨ましくなってきて、思わずレンタル。テレタビーズのような妖気。
内部、特にドームの美しさはちょっと言葉にできないほど。花崗岩の花が開く。
荘厳、かつ神秘的。幾何学の粋。

モスクの中で色々お話を聞かせてくれるスタッフの方も本当にフレンドリー。ヒジャブの着こなしが気高く美しい!
コロコロ笑ながらも大きなサイズを探してくれたクロークの女性。
こちらはまたナイス笑顔のおじいやん。
計画的に作られた行政都市ということで、色々とモダン、けどどこかデザインにイスラームの美が散りばめられた不思議な街。
アスファルトの上の蜃気楼。
首相官邸。どちらかというと古風なスタイル。
こちらはモスク。美術館のようなアーバンなデザイン。
吸い込まれそうな天井。デザインは異なれど基本構造と美の意識、そして何より信仰の礎であることは揺らがない。
一部メディアだけと思いたいのですが、クールジャパンとか言って、はるか欧米に自意識をアピールして、空回りしているように感じる昨今。はたして我々は、近隣の国々が力強く発展していく速度をしっかり認識しているのでしょうか。
憂いの無い、銀色のモスクには僕の知る貧困や喧騒はありませんでした。これがアジアが夢見た未来の姿なのでしょうか。

オフィスビルに映る信仰。
日本から一番近いイスラームの国はマレーシアになるのでしょうか。メディアから流れる姿に意識を委ねるのではなく、一度隣人を訪ねるように、様々な価値観を持つ人たちと意見を交換し、愛情を共有できたら素晴らしいなと思うのでした。

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