6月の20日より啝さんの写真展、失われた場所プラニスフィアを開催します!
ちょっと何が起きているのかわからなくなるほどの星空と、夜空の下で安らかに眠る廃墟。星の光が可視化できるまでの時間、そして役割を終えた命なき物質が土に帰るまでの時間。
悠久が交わる点がこうまで美しいとは。。僕も楽しみです。
ぜひ遊びにいらしてください!

廃墟星景写真展「失われた場所プラニスフィア」

朽ち果てた鉱山施設の跡、忘れ去られた戦争遺構、役目を終え打ち捨てられた古い車両、かつては大勢の人々で賑わったであろうホテルに遊園地――――時代の流れから取り残され、今ではもうその本来の意味を失ってしまった場所と星空が織り成す幻想的な風景に心を惹かれ、星景写真を撮り続けた。

変わり果て、失われ、廃墟となった現実世界の真上には、往時と変わらぬ光を放つ悠久の世界が広がっている。それはまるで、連綿と続く長い歴史の中のほんの一瞬に産まれ、生き、死んでいくヒトの人生の縮図の様であり、物言わぬ廃墟の姿からは、人生の帰結としての死を想起する。

星や月が放つ淡い光の中で、現実世界の輪郭はぼやけ、境界は曖昧なものとなる。作者は目の前の廃墟に自らの亡骸を重ね、やがて訪れる死を記憶した。

【プラニスフィア】(英:Planisphere)平面天体図。特定の日時と時間での星空を調べるための特殊な星図。

主な活動歴
2015年 写真展「失われた場所プラニスフィア」(オリンパスギャラリー東京/大阪)
2015年 グループ展「変わる廃墟展」(TODAYS GALLERY STUDIO)
2015年 マンフロットImagine More 「失われた場所について」記事連載
2016年 グループ展「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」(TODAYS GALLERY STUDIO)
2016年 「失われた場所クロニクル 美しい廃墟カレンダー 2017」出版(翔泳社)

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