今年の初め、鳥取を旅しているときに、本当に偶然、ジュピタリアンヒルで今夜舞うという想像が及ばない謎のメッセージをいただき、それが鳥取の象徴でもある大山の麓にある何やらボヘミアンな集落であると知った時は本当に驚きました。
ちょうど、まさにその大山の中にある豪円湯院という場所で温泉に入ろうとしているタイミングだったように記憶しています。
綻び。命を吹き返すという事
数少ないカフェ仲間、北鎌倉のminkaさん。同じ大工さんが施工に携わっていたり色々ご縁が深いのですが、店主に紹介していただいたアーティスト河合悠さんが本当にかっこいい。 ロウソク制作、ほのかに宿る灯火を礎にそこから派生す…
衝動という表現の源流
もう大分前ですが、大ファンの鴻池朋子さんの展示を見に行ってきました。アーティゾン美術館での展示です。 根源的暴力、奥能登芸術祭、そして今回のちゅうがえり。 今とても興味のある、人という獣がいかに人間になったのか、そして認…
バウルの声と祈り
あれから一週間経ってしまいましたが、パロミタさんによるバウルの詩と歌の世界、好評のうちに終えることができました。 今回は彼らの詩の世界の話をメインに、訳詩の解説とその中からいつくかの興味深い歌を聴かせてもらうことができま…
バウルの詩の世界
バウルという人々をご存知でしょうか。 それは、ベンガル地方の求道者、旅する詩人の名前。 秘められた言葉で語られる賛歌。それは神々というよりはむしろ人間に対しての言葉のように感じましたが、はたして。 仲良くしてもらっている…
yu:en、奄美の八月踊りをライブで
突然ですがライブです。 8月の16日の夜、仲良くしてもらっている奄美大島の三味線を弾く結さんと相方のゆっこさんのユニット、ゆえんさんに数曲歌ってもらう場を設けることになりました。 お盆の展示の最終日であり、イベントも行わ…
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
行ってきましたオラファー・エリアソン。ときに川は橋となる。 アイスランド系デンマーク人の作家さんのサスティナビリティを切り口に、氷河や霧、波や光をシンプルに体験するインスタレーションが中心の展示。 それは本来我々のすぐ隣…
横浜トリエンナーレへ
流行なのか、数ヶ月前、今年は芸術祭がやたらと多いななんて、ぼんやりとまとめサイトの記事を眺めながら考えたことを思い出しました。 しかしあれよあれよと言う内に、埼玉、千葉を皮切りに北アルプス、能登、北海道と延期あるいは中止…
reborn-art festivalをふりかえる02
静かなリアス式海岸に潜む原始がテーマの荻浜。 少し内陸部、鹿から派生する野生や狩猟がテーマの小積エリア。どちらも見応えがありました。 いわゆる現代作家さんだけでなく、志賀理江子さんや津田直さん、有本彌生さん、写真集も持っ…
reborn-art festivalをふりかえる01
海外はおろかちょっとそこまでも難しい今日この頃。旅好きとしては厳しい局面ですが、ここはひとつ過去の思い出を反芻し溜飲を下げてみようと思います。 去年の夏に訪れた宮城県、石巻と牡鹿半島を中心に繰り広げられたrebron-a…