嬉しいお知らせです!コミック界のマントラ。渡航先の中でも特にマニアックとされる西チベットを舞台にした流転のテルマ。遊びに来てくださった作者の蔵西さんから一巻、寄贈していただきました。 智兄は何処へ、そしてヌン谷に隠された…
太陽と虹の系譜。森井さんの写真の展示始がまりました。
いよいよ、11月24日より森井勇介さんの写真展が始まります。 ユーラシアの旅の作品が多い当店の壁に広がるラテンの世界。黒船現る。新鮮です! 店内を見渡すと、まず何よりも印象的に感じる巨大な着飾った少女の肖像。 インカ、あ…
ステッカーオブゴッド
もう少しだけ国東半島を。 力技だけでなく、変化球でも僕の心を捉えて離さないこの地。 はり七福神、はり不動尊。 そんな謎のキャッチで好奇心を刺激する胎蔵寺さんにもお邪魔させてもらいました。 何を貼るのか。そもそも針なのか梁…
転がらない石、やがて金剛へ
石の神を祀る国東半島を引き続き。 両子寺の阿と吽。 風雨に晒され、苔がむし、肉体は限界を超える。 金剛という表現がこれにあたるのでしょうか。信じられないくらいかっこいい。 最近興味のある庚申信仰。 いわゆる見ざる聞かざる…
石と魚の息遣い
長崎から大分、平戸から国東。果てから果てへ。 九州は想像していたよりも大きく、そして多様性に満ちているようです。 距離だけでなく、根付く文化もまた大きく変わりました。 教会から神社仏閣、それも僕がよく知る仏様とは少しタイ…
カシュガル、三者三様の西域
本日は展示の搬入がありました。三者三様のシルクロード、のはずでしたが奇遇なのか、はたまた予定調和か、ほとんどの写真が中国の西の果てカシュガルに集まることになりました。 しかし、その街へ向ける眼差しはやはりそれぞれ興味深く…
coincidence07 旅人は西を目指す
旅人は西を目指す。 僭越ながら、自分が決めさせてもらったお題を参加する写真家に解釈してもらい展示してもらうcoincidence展。7回目となかった今回は西域シルクロード。 古来より絹、対価としての金、あらゆる富と文化が…
沈黙とパライソ
また長崎の街からはだいぶ離れることになるのですが、もう一つ、どうしても訪れておきたかった場所がありました。 平戸の田平天主堂。 教会の入り口にはルルドの泉。 苔むしたクロス。そして壁には銃痕が。 先の大戦では兵舎に使われ…
電波塔 空には雲一つないのに
まただいぶ日が開いてしまいましたが以前に訪れた長崎の旧魚雷発射試験所。その後に訪れた針生の無線送信所について少しだけ。 この巨大なつくしんぼうのような塔は大正時代に建てられた日本海軍の通信施設。130mを越すその異様な姿…
SOLON やがて海を越えて還る
今お店の壁を使って展示してある八重山の写真について少し説明をさせてもらえたらと思います。 環太平洋、円を描くように広がっていく島の国々。 そして、それぞれの島が持つ文化とそれぞれの島が属する国が持つ文化もまた円を描くよう…